佐賀県食生活改善推進協議会(会員2577人)の総会が6日、佐賀市文化会館で開かれた。会員や行政担当者ら約500人が出席し、食育と健康づくりへの意識を高めた。
あいさつに立った原田洋子会長(76)=佐賀市=は新型コロナウイルスの影響で活動が減っている現状について、佐賀バルーナーズがB2優勝を決めた試合を観戦したことを引き合いに「何歳になってもチャレンジをするのは素晴らしいこと。無理はせず、できることに笑顔で楽しく取り組みましょう」と訴えた。
20年以上活動する会員7人を表彰し、昨年度末時点で90歳の8人を名誉会員に選んだ。名誉会員になった香月幸子さん(90)=同市=は「100歳を目指して頑張りたい。健康の秘ひ訣けつは1日3食、自分で作って食べて、畑仕事で体を動かすこと」と喜びを話した。全国研修会の報告やスポーツ栄養についての講演も行われた。(松尾綺子)