村岡安廣会頭（左端）から表彰を受けた（左から）久保清臣さん、山東朋雄さん、髙木ユキ子さんの孫の石川純平さん＝小城市のゆめぷらっと小城 画像を拡大する

村岡安廣会頭（左端）から表彰を受けた（左から）久保清臣さん、山東朋雄さん、髙木ユキ子さんの孫の石川純平さん＝小城市のゆめぷらっと小城

　小城商工会議所（村岡安廣会頭）は２日、商工業や地域の発展に貢献した会員を顕彰する「小城の輝き！　良か事業所（ところ）」に、今年で創業２００年を迎える菓子店「大門堂」（小城市小城町、久保清臣代表）など３社を選び、表彰した。

　他に表彰を受けたのは、山東美建（同三日月町、山東朋雄社長）、髙木羊羹本舗（同小城町、髙木ユキ子代表）。市内で開かれた議員総会で、村岡会頭が賞状と副賞５万円を贈った。

　大門堂は伝統製法や素材にこだわった「大門おこし」や羊羹を製造販売。２０２１年度に佐賀県の「後世に残したい店」に認定された。山東美建は建築塗装、リフォームなどを手がけ、人生１００年時代の家の維持管理や活用法を積極的に提案している。髙木羊羹本舗はＳＮＳでの情報発信に力を入れ、イベントで羊羹づくり体験を開催するなど地域貢献にも取り組む。

　表彰は小城商工会議所の創立７０年を記念して１８年度に創設された。（市原康史）