城原川改修・城原川ダム建設促進期成会の総会が5日、神埼市役所で開かれた。城原川流域の自治体などの関係者約50人が出席し、早期の治水対策の実現に向けた活動方針や事業計画について確認した。
期成会会長の内川修治神埼市長はあいさつで「今後の用地交渉に向けて重要な年になると考えている。水没予定地の方々の不安や悩みをしっかりと受け止め、集団移転地の確保に取り組んでいく」と述べた。
会合では、全国で災害が頻発している状況や流域の水害のリスクも高まっていることから、一刻も早い治水対策が進められるよう提案活動を展開する方針が示された。また、治水対策の要となる城原川ダム事業の推進や、水没予定地区住民への万全な生活再建の早期実現に向けた取り組みなども挙がった。(樋口絢乃)