女子砲丸投げで準優勝した尾山和華(提供写真)

 ◯…女子砲丸投げの尾山和華(今村病院)は15メートル75で、自己記録に3センチ届かなかったものの2位に入った。昨年大会を超える堂々の投てきを見せたが「自己ベスト更新を狙っていた。悔しい気持ち」と唇をかんだ。

 「思い切りいく」と1投目で15メートル75。ただその後は「記録を意識しすぎて、自分らしい投げができなかった」と力んで記録が伸びず、5、6投目はファウルで終えた。

 自身が持つ県記録は13センチ塗り替えたが、兵庫県陸協登録時の2018年に記録した15メートル78の自己ベストに届かず、筋力不足とメンタル面の強化を課題に掲げる。「昨年より順位が一つ上がったことを自信につなげ、少しずつでも記録を伸ばしていきたい」と成長を誓った。(小部亮介)