高校生に武雄市のまちづくりについて講演する小松政市長=武雄市の武雄高

 武雄市の「高校生のまちづくり参画事業」の一環で1日、小松政市長の講演会が武雄高で開かれた。1年生約230人が参加し、市が取り組んでいるデジタルを活用した教育改革や新幹線による町おこし事業などについて、小松市長の思いや考えに耳を傾けた。

 市長は冒頭、学生時代を「あまり崇高な思いを持って過ごしていたわけではない」としながらも「大学生の時に『地方が変われば日本が変わる』というある首長の話を聞き、地方行政に関わりたいとの思いを強くした」と振り返った。

 市の施策として教育に力を入れていることを強調。英語教育では中学3年で英検3級を60%が取得することを目標に掲げたことや、子どもの貧困問題では「お金が無いから進学を諦めることがないように、行政として支援する態勢をつくっている」と説明した。

 講演を聞いた青木凌央馬(りょうま)さんは「『ごみ拾いも立派なまちづくり』という言葉が印象に残った。自分もボランティア活動からまちづくりに取り組みたい」と話した。

 同事業は2017年にスタート。今後、生徒たちは取り組みたいテーマを決め、夏休み中にプランを作成し、9月末に市役所での報告会で成果を発表する。(澤登滋)