50年近く木彫り作家として活動する小西八十子(やそこ)さん(77)=長崎県佐世保市=の作品展が、佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリーで開かれている。唐草模様の枠に植物をアレンジした作品や、干支(えと)を彫った壁掛け、動物や花のアクセサリーなど約300点を展示販売する。入場無料。4日まで。
「木彫りと植物のコラボ」がテーマ。ホオノキの枠に唐草模様を浮き彫りした作品は、シカの角のような葉が特徴的なコウモリランを組み合わせ、植物の色味や立体感を引き立てている。
小西さんは「木彫りの魅力が詰まった作品ばかり。木彫りは植物と相性が良く、一緒に飾ることで両方の良さが感じられるはず」と話す。
午前10時から午後6時(4日は午後5時)まで。問い合わせは同ギャラリー、電話0952(24)5556。(坂本有佐)