嬉野インターから車で約5分の山あいにある「atelier mitsuki」(アトリエ ミツキ)は、木工職人が丹精込めて制作した食器や雑貨が並ぶ工房ショップです。半世紀にわたって建具や家具を製造してきた宮原木工の代表宮原靜男(しずお)さん(71)が「自分がイメージしたものを作ってみたい」と妻の博子さん(66)と2017年にオープンしました。宮原さんが一つひとつ手作業で作るおぼんやおわん、スプーンは、全てがオリジナル商品。ヤマザクラやケヤキ、ヒノキなどムク材の風合いを感じる美しい木目と優しい肌ざわりが特徴です。
出産祝いに好評の「お食い初めセット」(1万5000円)は、おぼんとプレート、おわん2個、スプーン、箸のセットになっており、単品での購入も可能。国産ヒノキを使用し、木質を強くする加工を施しているため、お食い初めが終わった後も長く愛用できます。「人は食べることが一番大事なので、一生食べ物に困らないようにとの思いを込めて作っています。木のぬくもりが親から子へ伝わればうれしいです」と宮原さん夫妻。
事前予約制で木の小皿やスプーン、貯金箱などの小物作り体験(1000円~/6人まで)も楽しめます。
▷住所 嬉野市嬉野町大字下宿丁202-6
▷電話 0954-42-2274
▷営業時間 10~16時
▷定休日 不定休
▷HP https://atmitsuki.thebase.in/
▷IG atelier.mitsuki