武雄市に新しく完成した市民体育館(ケーブルワン・スポーツパーク)のオープニングイベントが27日行われた。メイン、サブアリーナや軽スポーツルーム、グラウンドなど全施設を解放し、バスケットボール教室など多彩なイベントで多くの市民が楽しんだ。
バスケットボールコートが2面確保できるメインアリーナでは、Bリーグ1部に昇格が決まった佐賀バルーナーズから角田太輝選手(江北町出身)、德川慎之介選手(唐津市出身)、井上諒汰選手の3人を招き、バスケットボール教室が開かれた。
教室には市内から40人の子どもたちが参加した。バスケットボールでの体の動かし方を学んだ後、3選手とミニゲームを行った。子どもたちはプロの鮮やかなパス回しや豪快なシュートに驚きながら、憧れの選手とのプレーを楽しんでいた。
武雄ジュニアバスケットボールクラブの主将を務める副島龍太君(10)は、德川選手から「失敗してもいいから強いドリブルをすることが大切」とアドバイスを受けたといい、「たくさん練習してもっと上手になりたい」と話した。
市民体育館は白岩球場跡地を利用して建設され、来年の国民スポーツ大会ではエアロビック、全国障害者スポーツ大会ではスポーツウエルネス吹矢の会場となる。(澤登滋)