「第10回ふれあい健康マージャン大会」が、佐賀市のアバンセで開かれた。60歳以上の64人が参加し、上位者が10月28~31日に愛媛県で開催される全国健康福祉祭(ねんりんピック)への出場を決めた。
健康マージャンは「金を賭けない」「酒を飲まない」「たばこを吸わない」の「3ない」が基本ルール。認知症予防やコミュニケーションの場として広がり、ねんりんピックの文化交流大会種目になっている。
和やかな雰囲気の中、参加者は4人ずつ卓を囲んでゲームに興じ、メンバーを変えた4回戦までの合計点で競った。佐賀市の中村貞子さん(93)は9位になり、「健康マージャンを始めて十数年になり、脳トレにいい。みんな勝ち負けにこだわらずに楽しんでいる」と話した。
NPO法人「活気会いきいき健康麻将」と県麻雀段位審査会が主催した。ねんりんピックへの出場は辞退者が数人おり、2位の副島博史さん(武雄市)ら4人が出場する。(円田浩二)