「走っている時は地獄だったけれど、レース後の気持ち良さがたまらない」。陸上男子800メートルで頂点に立った中島颯太(白石)は、満面の笑みで汗を拭った。 前半は高速の展開になったが、冷静に勝負どころを見極めた。「必ず終盤には落ちてくる」と自分の走りをすることだけに集中し、2位につけた。