ガールスカウトから講師を招き、災害時の備えについて考えた

 ガールスカウト佐賀県第7団から西川記世さんを講師にお迎えして、災害の備えについて教えていただきました。

 自然災害にはいつ遭うかわかりません。先生はいつもバッグに懐中電灯とホイッスルを入れているそうです。

 ガールスカウトの活動紹介の後、震災体験の作文の読み聞かせで、震災に遭った人に思いをはせました。その後、8種類のアイテムの中から、災害時に持っていたら役に立つ物を児童が選び、なぜ選んだかを発表しました。黒いビニール袋を選んだ児童が「水を運んだり、寒い時は体に巻きつけると温かい」と話すなど、自分が災害に遭った時を想定して、よく考えた発表ができました。

 その場でスタッフが着ていたTシャツを物干しざおに通して担架を作り、実際に児童を運ぶ実践には、自分も担架に乗ってみたいという声がたくさん聞かれました。その場にある物で臨機応変に対応することの大切さを学びました。

 (神埼市地域学校協働活動推進員・長江優子)