嬉野市は26日、マイナンバーと公金受取口座をひも付ける際に登録を誤り、別人の口座情報を登録するミスが1件あったことを明らかにした。発生翌日に気づいて修正し、誤入金などの被害はなかったという。

 同市民課によると昨年9月、庁舎内の支援窓口で、支援員が共用端末で申込者の口座情報を登録する際、前の申込者の使用後にログアウトしていなかったため、別人の口座情報が登録されてしまったという。翌日に同じ申込者がマイナポイントの手続きをした際、誤登録に気づき修正した。

 市はミスの発生を受け、登録作業後にログアウトがされているかを再度確認するなど再発防止策を講じた。(山口源貴)