第61回佐賀県高校総合体育大会は26日から6月3日までの9日間(2日は開催競技なし)にわたって、県内各地の会場で行われる。30競技32種目に43校から6240人が参加し、全国大会出場や自己記録の更新などを目指して熱戦を展開する。

 新型コロナウイルスの5類引き下げに伴い、26日の総合開会式は4年ぶりに有観客で実施。午前9時半から佐賀市のSAGAアリーナで開かれる。牛津高ジャンベ部の演奏で幕を開け、佐賀東高演劇部や佐賀市内8校の吹奏楽部が盛り上げる。各校の選手団が入場行進を行い、2024年に佐賀県などで開かれる北部九州総体の紹介もある。

 一般の観客には、4階席を開放する。事前の予約などはなく、26日午前8時半から入場できる。一般観覧者専用の駐車場は設けておらず、県高校体育連盟は公共交通機関の利用や徒歩、周辺の有料駐車場の利用を呼びかけている。

 各競技の会場は、原則として有観客での開催を予定している。バドミントンは1校につき20人の入場制限を設ける。

 全国総体は7月21日に開幕。北海道と山形、栃木、和歌山の3県で開かれる。(小部亮介)