コースター作りを体験する子どもたち=神埼市郡の吉野ケ里歴史公園

 吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)で20、21の両日、ペットボトルキャップを使ったリサイクルコースター作りを子どもたちが体験した。100人以上が参加し、楽しみながらSDGs(持続可能な開発目標)やリサイクルの意義を学んだ。

 園内で回収したペットボトルを裁断し、熱で変形させる機械を使って溶かしたプラスチックを、ハート型や六角形の型枠に流し込み制作した。参加者がレバーを引いて成形したコースターはキャップの色が混ざり合い、美しいマーブル(大理石)模様になった。

 母親と参加した吉野ヶ里町の久保山心葉ちゃん(5)は「レバーを引くのは重かったが楽しかった。かわいいハートができてうれしい」と笑顔で話した。同園の吉田渉平さん(27)は「子どもたちが環境について楽しく学ぶ機会になったのでは」と話した。NPO法人唐津FARM&FOODが協力した。(坂本有佐)