＜佐賀バルーナーズ＞最強証明、万感の優勝　プレーオフ決勝長崎に連勝　佐賀89―85長崎

長崎ヴェルカとのＢ２プレーオフ決勝を制し、拳を突き上げる佐賀バルーナーズの角田太輝（右）や井上諒汰（左）ら＝佐賀市のＳＡＧＡアリーナ（撮影・米倉義房）

　バスケットボール男子・Ｂリーグ２部（Ｂ２）のプレーオフ決勝第２戦が２１日、佐賀市のＳＡＧＡアリーナであった。佐賀バルーナーズ（佐賀市、西地区優勝）は、ともに１部（Ｂ１）昇格を決めている長崎ヴェルカ（西地区２位）と対戦。８９―８５で前夜に続いて勝利を収め、初の年間王者に輝いた。

　第１クオーターは打ち合いの速い展開が続いた。レイナルド・ガルシアの負傷交代もあり、２点リードを許した。第２クオーターは、角田太輝がボールを持って自ら攻め込み、４連続得点。４２―４０と逆転して折り返した。

　第３クオーターも流れを失わず、７点差で最終クオーターへ。第４クオーターは、残り約３分３０秒で同点とされ、退場者も２人出るなど苦しんだが、角田などがフリースローを確実に決め、振り切った。

　３位決定戦第２戦は西宮がＡ千葉に快勝し、２勝０敗として３位を決めた。