全員が未経験だった3年生12人が少しずつ力をつけ、3年目で栄冠をつかんだ。主将の蒲原青波は「不安も大きかったが、チャンスをものにできた」と最高の笑顔を見せた。 0―0で迎えた3回裏に好機が巡ってきた。無死満塁で打席に立った2番吉丸碧は「甘く入った」初球をたたいた。強い打球で2人をかえし先制。