大賞 委嘱 少字数書「榮」 吉次雪子

 県内最大の書の公募展「梧竹・蒼海顕彰第31回佐賀県書道展」(佐賀新聞社主催)が、30日から前・後期に分けて佐賀市の県立美術館で開かれる。委嘱部門で大賞に輝いた吉次雪子さん(佐賀市)の少字数書「榮」や、一般公募の部で最高賞にあたる県知事賞に選ばれた松本花舟さん=同市=の少字数書「神」など計455点を展示する。

 同書道展は書道文化の発展を目的に、1993年に創設された。佐賀が生んだ明治時代の書家、中林梧竹(1827~1913年)と副島蒼海(本名・種臣、1828~1905年)を顕彰する。

 第31回展は漢字、かな、調和体など全7部門に顧問3点、審査会員42点、委嘱126点、一般公募417点の計588作品の応募があった。審査委員長は日本芸術院会員で日展理事の高木聖雨さん=東京都=が初めて務めた。

 展示は前期(30日~6月4日)と後期(6月6日~10日)で作品を一部入れ替える。(花木芙美)