青空の下、はだしになって遊ぶ子どもたち=16日午後、佐賀市の夢咲公園(撮影・米倉義房)

真夏日を記録した唐津市。浜崎海岸では水遊びを楽しむ子どもたちの姿が見られた=16日午後、同市内

 佐賀県内は16日、高気圧に覆われて好天となり、今年初めて30度以上の真夏日を記録した。最高気温は唐津市で30・5度、伊万里市では30・3度を観測し、7月中旬並みの汗ばむ暑さとなった。

 唐津市の浜崎海岸では、打ち寄せる波に足を浸して涼む子どもたちの姿があった。付き添っていた女性(34)は「急に暑くなった気がする。ちょっとした時間でもすぐ車の中が熱くなるので、気を付けないといけない」と話した。

 県内の各消防本部によると、16日午後に武雄市で帰宅中の男子高校生が熱中症の疑いで搬送されるなどの事案があった。17日も晴れて日中の最高気温が30度の予報となっている。(中島幸毅、松岡蒼大)