サガン鳥栖、久光スプリングスのエンブレムをデザインしたバナーへの付け替え作業をした岩坂名奈さん(左)=鳥栖市の本通筋商店街

 サガン鳥栖、久光スプリングスの二つのプロスポーツチームが拠点を置く鳥栖市の本通筋商店街の街路灯に、両チームのエンブレムを片面ずつデザインしたバナーが取り付けられた。久光スプリングスの岩坂名奈さんやサガン鳥栖の運営会社スタッフらが作業に参加し、応援ムードを盛り上げた。

 バナーは市が毎年設置しており、縦80センチ、横55センチ。約40万円をかけ、駅前不動産スタジアムと久光の新練習拠点「サロンパスアリーナ」にほど近いJR鳥栖駅前の本通筋商店街に29枚、鳥栖駅東側に16枚を設置した。

 サロンパスアリーナの完成に合わせて2日に付け替えを行い、市職員を含む10人で作業を進めた。チームのエンブレムが大きくデザインされたバナーを見て、岩坂さんは「鳥栖に練習拠点を移すので、いよいよだなと思う。サガン鳥栖と一緒に鳥栖のまちを盛り上げていけたら」と話した。(樋渡光憲)