伊万里市は、福岡都市圏の飲食店と連携して伊万里産の食材の魅力をアピールする「伊万里ジャック!! FUKUOKA」を企画しました。参加16店にオリジナルのメニューを開発してもらい、それぞれの店で客に提供します。10日から8月31日までの約4カ月間、月ごとに参加店を変えながら行います。
5月の参加店は福岡市中央区天神2丁目の屋台「なかちゃん」。創業30年を迎える人気店で、伊万里牛を使ったステーキ(1700円)、ホルモンのスタミナ炒め(1000円)など6品を用意しています。「肉質の良さを生かしたメニューにしました」と店主の中川陽一さん(60)。企画のために作ったのれんを掲げ、飲んべえたちを迎えます。
6月は「赤坂こみかん」「釜喜利うどん」(いずれも福岡市中央区大名1丁目)など5店が参加し、肉や野菜を使ったメニューを開発中です。7、8月の参加店は後日専用サイトで公開します。
市の担当者は「参加するのは人気店ばかり。伊万里のおいしさを多くの人に知ってもらい、こちらにも足を運んでほしい。佐賀から福岡に出かける人は、ぜひお店に寄ってみて」と呼びかけています。(青木宏文)