第47回全国高校総合文化祭(2023かごしま総文)の囲碁部門佐賀県予選大会を兼ねた第12回県春季高校生囲碁大会が3日、佐賀市駅前中央の日本棋院佐賀中央支部で開かれた。男子の小栁壮生さん(武雄高3年)と女子の犬山桃果さん(佐賀清和高3年)が、2年連続で全国切符を手にした。
大会には県内4校から7人が出場した。小栁さんは「なんとか粘って優勝できた。高校最後の全国大会で悔いがないよう頑張りたい」と決意を新たにし、昨年12月の全九州総文祭で準優勝を果たした犬山さんは「練習して自信を付け、全国で15位以内を目指したい」と意気込んだ。
女子は犬山さんだけが出場。男子の準優勝は神田陽向さん(武雄高2年)、3位は樋口颯人さん(鹿島高2年)だった。かごしま総文囲碁部門の大会は、7月31日と8月1日に開かれる。(コンテンツ部・花木芙美)