佐賀県内の障害福祉サービス事業所が出店する「笑顔deさいこうマルシェ」が21日、県庁県民ホールで開かれた。16事業所が参加し、パンや菓子、雑貨などを買い求める来場者でにぎわった。
焼き菓子やキーマカレー弁当、ワッフル、木工品など施設の利用者らが手がけた多彩な商品が並んだ。「パンちゃん」(多久市)の江頭毅明さん(37)は「自分たちで作ったパンを買ってもらえてうれしい。パンちゃんのパンを知ってもらい、ぜひお店にも来てほしい」と話した。
マルシェは障害に対する理解を促し、障害のある人の自立した生活を支えることを目的に、県の障害福祉課就労支援室と共同受注支援窓口が開催している。次回予定は5月26日の午前11時半~午後1時。(德川詩織)