統一地方選後半戦の佐賀県内5市町議選は23日、投開票される。計70議席に対し現職53人、元職5人、新人23人の計81人が立候補している。投票は多久市と鹿島市、大町町、江北町が午前7時から午後6時まで、伊万里市は午前7時から午後8時まで。いずれも即日開票され、早ければ23日中に全ての議席が確定する。

 多久市議選は定数15を16人で争い、伊万里市は定数21に25人、鹿島市は定数16に17人が立候補して選挙戦を展開した。町議選は大町町(定数8)で10人、江北町(同10)で13人が争い、選挙戦最終日の22日は「最後の訴え」を繰り広げた。

 統一地方選前半戦の佐賀県議選は、無投票7選挙区を除く6選挙区の投票率が42・44%と過去最低だった。より身近な選挙となる市町議選の投票率がどうなるかも注目される。

 開票は大町町が午後7時20分から、鹿島市は同7時半から。多久市と江北町は同8時、伊万里市は同9時10分から始まる。(取材班)