入学したばかりの新入生が初心者用の木製の弓を力一杯引いた。今月18日、アーチェリー部の門をたたいた生徒たちに、高志館高教諭の西川定(55)は「リラックスして、思いっきり」とやさしく語りかけた。 母校の高志館高で約30年間にわたって競技を指導してきた。