佐賀県は21日、医薬品の入札で独占禁止法違反があったとして、翔薬(福岡県)、富田薬品(熊本県)を含む計6社を4・5カ月~8・5カ月の入札参加資格停止にした。
6社は、国立病院機構が発注する九州エリアの31病院(佐賀県内は4医院)が調達する医薬品入札で、独占禁止法の違反行為(不当な取引制限の禁止)を行い、公正取引委員会から3月24日に違反事実の認定を受けていた。
翔薬は、県から21年度に3件2万4千円の受注実績があった。富田薬品の受注実績は21年度に1件157万3千円、22年度に2件655万5千円だった。(大田浩司)