佐賀市が米国ニューヨーク州ウォーリン郡、郡中に位置するグレンズフォールズ市とバルーン大会が縁で姉妹都市を締結して35周年となることを記念し、佐賀市の訪問団が19日、米国に向けて出発した。25日まで7日間の日程で、市民との交流を深め、記念祝賀会にも出席する。
坂井英隆市長、重田音彦市議会議長をはじめとする公式訪問団と、公募で決まった18歳~74歳までの市民訪問団、計19人が訪問。佐賀市からの訪問は10年ぶりとなる。
19日に佐賀市川副町の佐賀空港であった出発式では、坂井市長が「新型コロナウイルス感染症による制限を心配していたが、緩和されつつあり、訪問できることを大変うれしく思っている」とあいさつ。メンバーは見送りの家族や市職員らに手を振り、搭乗口に向かった。
メンバーは市内視察のほか、少人数グループの案内をしてくれる市民との交流などを行う。帰国後、それぞれが感じたことを報告書としてまとめる。関連事業費は1200万円。(川﨑久美子)