儒学の祖、孔子をまつる国重要文化財の多久聖廟(せいびょう)(多久市)で18日、315年前から続く伝統行事「春季釈菜(せきさい)」が開かれた。厳かな雰囲気に包まれる中、横尾俊彦市長らがふんした「献官」「祭官」が、孔子と弟子4人の像に供え物をささげる儀式を執り行った。