武雄市図書館のイベントスペースで、市内の窯元が参加した企画展「新生活のうつわ展」が開かれている。同市商工会窯業部会が、武雄の焼き物の魅力を発信する目的で毎年、新年度が始まるこの時期に実施している。5月7日まで。時間は午前9時から午後9時まで、会期中に休みはない。
7回目を迎える今回のテーマは「朝食」。転勤や進学など武雄市内で新生活を始めた人を想定し、武雄の焼き物で朝食を取ることをイメージして作品をそろえた。会場には皿やカップ、茶わんなど約150点が並ぶ。亀翁窯、そうた窯、東馬窯、つつえ窯、綿島康浩陶工房の5窯元が出展している。
各窯元の最新作が展示され、優れた技術と陶磁器の美しさを味わうことができる。綿島康浩陶工房の綿島康浩さん(48)は「新しい季節の始まりにふさわしい心と生活を豊かにする作品がそろった。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。
武雄窯元ポータルサイトにも最新情報を掲載している。問い合わせは武雄市商工会山内事務所、電話0954(45)2505。(澤登滋)