女子300メートルで優勝した久保山晴菜(提供写真)

 陸上の出雲大会は16日、島根県立浜山公園陸上競技場で行われ、特別レースの男子100メートルは坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒35で制した。悪天候のため予選を行わずタイムレースで争われた。向かい風0・9メートルの1組で1着だった。同組で10秒42のデーデー・ブルーノ(セイコー)が2位。佐賀県勢では佐賀北高出身の久保山晴菜(今村病院)が38秒25で女子300メートルを制した。

 昨年の休養後初となる国内レースを予定していた元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)は左膝裏の違和感で棄権。女子は三浦愛華(園田学園女大)が11秒78で勝った。300メートルの男子は佐藤風雅(ミズノ)が32秒85でタイムレースを制した。

もう少しタイムを

 久保山晴菜の話 300メートルは今季1本目のレース。練習では後半の粘りとスピードの効率化を求めてやってきた。コンディションがよくなかったけど、もう少しタイムを出したかった。