柏戦でボールを追う河原創（左から３人目）。札幌戦の出場にも意欲を見せた＝鳥栖市の駅前不動産スタジアム 画像を拡大する

柏戦でボールを追う河原創（左から３人目）。札幌戦の出場にも意欲を見せた＝鳥栖市の駅前不動産スタジアム

　サッカー・Ｊ１サガン鳥栖は、ＹＢＣルヴァンカップ１次リーグＡ組第４節の１９日午後７時から、北海道の札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。両チームは決勝トーナメント進出の可能性がある２位で並ぶ。鳥栖はクラブ史上初の１次リーグ突破に向け、負けられない。

　前半の３試合を終え、鳥栖は１勝１分け１敗（勝ち点４）。前節の磐田戦は、終盤に樺山諒乃介が決勝ゴールを決め、勝利をつかんだ。

　１５日の柏戦では、終盤に足が止まる選手が多かった。疲労を考慮し、中３日で迎える札幌戦はメンバー変更が予想される。磐田戦でゴールを決めたアンソニー・アクムなどの新戦力に加え、特別指定選手の長澤シヴァタファリや２種登録された堺屋佳介など、若い力の奮起にも期待したい。

　一方で、ここまでカップ戦も含め全試合に出場している河原創は「コンディションは１００％ではないが、試合に出られるならやらないと。勝つための準備をする」と出場に意欲を見せる。川井健太監督は「（札幌戦から）アウェーの連戦になる。しっかりとチームを勢いづかせたい」と一丸で勝利を目指す。（中村健人）