佐賀県人事委員会は、障害者を対象にした2023年度の県職員採用試験の実施要項を発表した。選考は毎年2回実施しており、6月25日に1次選考を予定している1回目は県内在住者を対象に行う。すでに受け付けを開始し、5月8日までにインターネットか郵送、持参して申し込む。
障害者手帳の交付を受けている人などが対象で、大卒の採用が、行政3人程度▽教育行政1人程度▽警察事務1人程度、高卒が行政3人程度▽警察事務1人程度―を予定。1次選考は筆記試験で、教養や論文、作文がある。合格者は7月の2次選考(面接)に進み、8月に合格者を発表する。
2回目の選考は今秋実施を想定している。
知事部局の障害者雇用率は22年6月1日時点で2・61%となっており、法定雇用率(2・60%)を達成している。
問い合わせは県人事委員会、電話0952(25)7295。(大田浩司)