2期8年にわたって議席を守ってきた共産現職の井上祐輔さん(37)は、激戦の中で自民、立民の候補に押されて涙をのんだ。玄海原発(東松浦郡玄海町)が立地する選挙区から「原発ゼロ」を訴える議席を失い、「声をまっすぐ届けることができなくなって残念でならないが、結果を受け止めたい」と肩を落とした。