嬉野市嬉野町不動山の茶農家宮田英敏さん(84)と妻スミエさん(78)が、山間部の茶畑に設けたシャクナゲ園が見頃を迎えている。淡い色合いのシャクナゲと鮮やかなシバザクラが競演している。
宮田さん夫妻は、20年ほど前から和洋のシャクナゲを植えて整備。憩いの場として開放しており、シャクナゲのほか、アジサイやサツキ、ツツジ、モミジなど四季折々の植物を楽しめる。英敏さんは「今年は例年よりも早く満開を迎えた。毎年楽しみに来てくれるので、こっちもがんばらないとね」と話す。
シャクナゲとシバザクラの見頃は13日ごろまで。県道106号沿いの上不動茶業組合製茶工場近くに案内表示がある。問い合わせは宮田さん、電話090(3601)7725。(山口源貴)