今年で20回目を迎えた「初夏の北海道大物産展」が、佐賀市の佐賀玉屋で開かれている。カニやホタテ、イクラなどの海の幸がふんだんに盛り付けられた弁当をはじめ、こだわりの乳製品を使った総菜やスイーツ、ワインなど多彩な北海道グルメが一堂にそろう。17日まで。
特製のエビだれで仕上げたスパイシーな「海老キーマカレーパン」や、卵と牛乳の掛け合わせで色や味わいが異なるシュークリームなどを販売する北海道で評判の約40店舗が出店。威勢の良い呼び声が飛び交い、買い物客は試食をしながらじっくりと品定めをしていた。
数量限定の日替わり弁当や目玉商品を販売する店の前には、整理券を握りしめた人々で長蛇の列ができた。唐津市の40代女性は「お目当てのうにめしと板ウニが買えた。夕飯に食べるのが楽しみ」と満足そうだった。
営業時間は午前10時から午後6時半(最終日は同5時)まで。11日は店休。(伊東貴子)