昨年10月の講道館杯男子60キロ級で頂点に立った近藤隼斗(国士舘大)は、延長にもつれた接戦を演じたが、三つ目の指導で初戦敗退が決まった。背負い投げで攻めようとしたところで「偽装的な攻撃」の指導を受け、ぼう然と立ち尽くした。 序盤から投げ技を仕掛けたが、堅く守る相手を崩せない展開が続いた。