警察功労章を受賞した江口博朋警部補＝佐賀市の県警本部 画像を拡大する

警察功労章を受賞した江口博朋警部補＝佐賀市の県警本部

警察功労章を受賞した江口博朋警部補（前列中央）＝佐賀市の県警本部 画像を拡大する

警察功労章を受賞した江口博朋警部補（前列中央）＝佐賀市の県警本部

　勤務成績などが優秀な警察職員に贈られる警察功労章。全国で今回の受章者は計９５人で、「多くの実績を残された先輩がいる中で、大変光栄でうれしい」と喜びを語る。

　１９９１年に警察官となり、鳥栖署や小城署、機動隊などを経て主に刑事畑を歩んできた。取り調べでは「事件について追及するだけでなく、相手との信頼関係を築くことも心がけた」という。捜査では事件の被害者や関係者、近隣住民ら多くの人の話に耳を傾け、「客観的な視点を持ちながら慎重に捜査を進めた」と振り返る。

　現在は後進を指導する立場で、「少しのテクニックと、あとは粘り強さが必要。根気強く頑張ってほしい」とエールを送る。受章を受け、「地元の佐賀のために、これからも警察官として力を注いでいく」と語る。（樋口絢乃）