杵藤地区広域市町村圏組合の葬祭公園の火葬場が、武雄市橘町に新築され、27日に関係者約50人が出席して落成式が行われた。4月から使用を開始する。
新たな火葬場は現在の北側に建設し、建物面積約2200平方メートル。火葬炉は5基で、待合室5室、収骨室2室にキッズルームや授乳室も備える。総事業費16億3421万円。
落成式で、組合管理者の小松政武雄市長は「人に優しい、環境に優しい火葬場を目指して新築した。親しい人との最後の別れにふさわしい場として運営に力を尽くしたい」と述べた。また、土地提供者や建設工事に携わった事業者らに感謝状が贈られた。(澤登滋)