畳表の材料となるイ草の生産が存続の危機に立たされている。安価な畳表の輸入品に押され、国内のイ草生産の大半を占める熊本県の作付面積はピーク時の約6%に激減。農家の高齢化、住宅の洋風化に伴う需要落ち込みなど課題解消のハードルは高いが、生き残りを模索する。