佐賀新聞社は、安全なインターネット環境を提供するための仕組みを開発する「オリジネーター・プロファイル(OP)技術研究組合」(理事長=村井純・慶応義塾大学教授)に加入した。地方紙の加入は初めて。
OP技術研究組合は昨年12月、国内外のメディアや広告関連企業などで設立。OPは、ネット上のコンテンツ作成者やデジタル広告の出稿元などの情報を検証可能な形で付与する技術で、フェイクニュースやアドフラウド(広告不正)の氾濫抑止にもつながる。
佐賀新聞社は1996年にプロバイダー事業を始めるなど、早くからウェブ展開を推進しており、健全なネットの発展に貢献することを目指す同組合への参画を決め、今月の組合総会で加入が決まった。