小池充校長(左)にお守りを届けた江口久仁子さん(右)と市丸悦子さん=多久市の東原庠舎中央校

 多久市老人クラブ連合会女性部は、市内の義務教育学校に4月に入学する新1年生がランドセルに付ける交通安全のお守りを贈った。通学時に事故に遭わず、学校生活を送ってほしいと願いを込めた。

 女性部役員19人による手作りで、3校の新入生131人分を製作。縦9センチ、横5センチで、干支えとのウサギの絵と交通安全の標語を記した紙を透明のビニールに入れ、鈴を取り付けて仕上げた。

 89人が入学する東原庠舎とうげんしょうしゃ中央校を訪れた部長の江口久仁子さん(79)と副部長の市丸悦子さん(77)が、小池充校長に人数分を手渡した。江口さんと市丸さんは「元気に育ってほしい。コロナ禍も落ち着き、昔遊びやソバ作りなどでの交流も復活させたい」と話した。(市原康史)