○…在籍3年目のエースが帰ってきた。2月4日の福岡戦で負傷したレイナルド・ガルシアが大きな拍手に迎えられ、コートに立った。15試合ぶりの試合に「今できるプレーをした」と振り返った。
この日は約10分間の出場にとどまり、以前のような切れ味鋭いドリブルも見せなかったが、3点シュートを含む8得点を挙げた。チームの練習でも接触を伴うプレーはしておらず、まだまだ本調子ではない。それでも「新しいアリーナでB1の戦いに臨みたい」と意気込む。過去2季、プレーオフの末、昇格を逃した悔しさを知るからこそ、言葉にも力がこもった。
レギュラーシーズンも残るところ9試合。悲願の昇格へ、頼れる32歳の力が不可欠だ。(北川尊教)