障害に応じたコミュニケーション手段の普及に関する佐賀市の条例は4月からの施行が決まったものの、後味の悪さを残した。「手話言語の普及」を条例名と条文に入れるかどうかで議会の賛否は拮抗し、常任委員会の結論が、最終日の本会議で僅差でひっくり返った。全員が納得できる着地点に立ったとは言い難い。