栄光橋(上)をくぐってスタートする約8千人のランナー=佐賀市のSAGAサンライズパーク前(撮影・米倉義房)

 「さが桜マラソン2023」(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会・佐賀県・佐賀市・神埼市主催、ミサワホーム佐賀特別協賛)は19日、佐賀市と神埼市を舞台に、4年ぶりに通常開催し、全国から集まった約8千人の市民ランナーが春めく肥前路を駆け抜けた。マラソン男子は、大会アンバサダーの川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)が2時間11分32秒で自身が持つ大会記録を1分30秒更新して優勝。同女子は福岡県の須河内和実選手が2時間50分38秒で頂点に立った。

 フルマラソンになって10回目の節目を迎えた今大会には、マラソンに6699人(男子5629人、女子1070人)が出走。沿道には早咲きの桜も見られ、最高気温が4月上旬並みの19・6度まで上昇した中で思い思いのペースでゴールを目指した。

 6時間半の制限時間内の完走者は6179人(男子5238人、女子941人)だった。完走率は92・2%(男子93・1%、女子87・9%)で、4年前の大会91・7%を0・5%上回った。県勢は、男子のワークナー・デレセ選手(ひらまつ病院)、女子の田口亜利沙選手(KRPエリート)がそれぞれ2位になった。記録を取らないファンラン(約10キロ)には約1300人が参加した。

 スタート前のセレモニーでは、山口祥義知事や大会会長の中尾清一郎・佐賀新聞社社長らが「3年間でいろいろあったが、ランナーの前を向く思いや沿道の応援の姿は変わっていない。走り抜いてほしい」と激励した。

 大会では約2500人のボランティアが給水などで大会を支え、沿道には大勢の観客の姿が戻り、ランナーを励ました。大会アンバサダーのサッカー・J1サガン鳥栖の元選手でサガン・ドリームスの高橋義希さんはフルマラソンを走り抜いた。メキシコ五輪銀メダリストの君原健二さんとアトランタパラリンピック金メダルの栁川春己さんはファンランで市民ランナーたちと共に汗を流した。(鶴澤弘樹)

 

【お礼】

 「さが桜マラソン2023」は19日、無事終了しました。沿道での応援や交通規制への協力など大会開催にご理解をいただいた皆さま、ボランティアや警察など運営に尽力いただいた関係者の方々にお礼を申し上げます。

 佐賀新聞社 佐賀陸上競技協会 佐賀県 佐賀市 神埼市