鳥栖―神戸 前半、パスを出す鳥栖の福田晃斗(右)=鳥栖市の駅前不動産スタジアム

 サッカー・J1サガン鳥栖はリーグ戦第5節第1日の18日、鳥栖市の駅前不動産スタジアムでヴィッセル神戸と対戦。0―1で敗れ、2連敗となった。通算成績は1勝1分け3敗(勝ち点4)で、順位は変わらず15位。神戸は連敗を免れ、勝ち点12で首位を守った。

 

 首位の神戸との一戦は、最後まで攻めあぐねた。

 立ち上がりは神戸に攻め込まれたが、中盤の福田や河原、最終ラインの田代などがボールを回収し、徐々にリズムをつくり、右サイドの岩崎が果敢(かかん)なドリブル突破でゴールを目指した。徐々に流れ引き寄せていた22分、相手のミドルシュートがゴールに吸い込まれ、先制を許した。その後も神戸の時間帯が続き、なかなかシュートまで持ち込めなかった。

 同点を狙う鳥栖は後半10分、岩崎のクロスを小野が頭で合わせたが決まらなかった。その後、堀米や樺山などを投入し、得点を狙ったが、決定的なチャンスは生まれず、ゴールネットが揺らすことはなかった。