佐賀市の656広場で2月に行われた「和楽器演奏・日本舞踊の会」のトリを飾った民謡 徳友会の皆さん

 小学生から80歳代までの幅広い年齢の民謡愛好者が、徳富二三枝さんの指導の下で楽しく稽古を重ねています。入選を目標に各地の大会へ出場し、芸能祭やイベントでも練習の成果を発揮します。老人施設などを訪問し、唄声と三味線、太鼓、尺八の演奏を披露するボランティア活動も続けています。

 次の出演は5月7日に佐賀市文化会館で開かれる佐賀市邦楽芸能祭で、「高山音頭」「会津磐梯山」「出雲木遣唄」「石狩川流れ唄」の4曲を披露する予定です。来場者に楽しんでもらうため、和気あいあいと準備を進めているそうです。

(地域リポーター・式町郁子=佐賀市)

 

 徳富 二三枝さん(79)=会主

 生活の中から育まれた声が民謡です。おなかの底から声を出して、一緒に健康づくりをしませんか。

 中原 よし美さん(45)

 三味の音に惹かれて入会し、今では民謡が大好きになりました。夢は全国大会に出場することです。

 関久 千恵子さん(75)

 重い持ち物もなく、体力が衰えても続けられます。これからも好きなことを楽しくやっていきます。

 百﨑 千種さん(75)

 民謡を習っていた母の伴奏をしてあげたくて三味から始めました。一生稽古。そう思っております。

 宮﨑 紀代子さん(65)

 和楽器の音が好きで最近尺八も始めました。和気あいあいと訪問ボランティアをしていきたいです。