第1回グループインタビュー


定住サポート事業 グループインタービュー
 佐賀市では、8月7日、定住サポート事業の一環として、市内在住の皆さんにご参加いただき座談会を開きました。会のテーマは「私の佐賀市自慢」。 県外、市外の人たちに自慢したいおすすめスポットや風物詩について意見を交わした後、佐賀市の住みやすさや、より良くするための課題についても意見交換しました。
定住サポート事業
佐賀市のオススメ観光スポット&風物詩パート1
 友人が遊びに来たら案内するのは三瀬ですね。温泉もありますし、通り沿いにはそば屋さんやパン屋さん、お菓子屋さん、カフェもあるし。朝から夕方まで1日を三瀬で完結することができます。
私が特にお勧めするのは、自家焙煎のコーヒーが味わえるカフェ「珈道庵(こどうあん) 三瀬山荘」です。車一台しか通らない細い坂道を上ると緑に囲まれた隠れ家的な場所にあって、すぐそばを小川が流れていて雰囲気がいいですよ。(30代男性)
 私の一押しは富士町の温泉街です。自然が満喫できて、温泉に入って癒やされて、おいしいものを食べることができますし、なんとなく熊本の黒川温泉のようなイメージがありますね。情緒があって、いつ行っても変わらない雰囲気もいいですね。
最近は老舗旅館がリニューアルしたり、若い人も足を運びやすい温泉街に生まれ変わっていますよ。
お子さん連れは三瀬村の「どんぐり村」に行くと動物との触れ合いもできるし…。
佐賀市の北部はお勧めです。(60代女性)
 友人が佐賀空港に着いたら、まず、県庁の展望ホールに連れて行きますね。佐賀市を360度見渡せて、佐賀の町割りもよく分かります。夜は食事もできますし、98万ドル(笑い)の夜景もきれいです。そこから佐賀城本丸歴史館、佐野常民記念館、そして佐賀市をちょっと出て吉野ケ里歴史公園、そして富士町古湯の温泉、浜玉町の飴源、呼子のイカ、鎮西町の県立名護屋城博物館と佐賀市を起点に県内をぐるっと回ります。(70代男性)
 私の場合は子連れですから、移動距離が長いと大変です。だから、私のお勧めは必然的に自宅から近い佐賀市内になりますね。
親も一緒に楽しみたい時は、三瀬はいいですよ。「どんぐり村」があるし、カフェも増えていますし。「まっちゃん」のような農産物直売所で新鮮野菜を買ったりできるし。ほかには東与賀町の有明海の海岸にある「干潟よか公園」は水遊びができる場所もあるので、子連れにはいいですよ。
夕方、有明海が夕陽に照らされるとオレンジ色に輝いて、とてもきれいです。子どもが生まれる前はよく友人と見に行ってました。(30代女性
 僕は今、大学生です。佐賀をどういう風に楽しもうかと街づくりの活動をしています。佐賀の自然が豊かなところを紹介したいと思って、今年5月、学生でツアーを企画したんです。富士町で山菜採りをしてバーベキューをしよう、と。
最初は「佐賀で観光はしたくない」という意見も多かったのですが、食わず嫌いじゃなくてとりあえず行ってみようということで、10人ぐらいで行きました。すると山菜採りなどを指導してくれたお年寄りが学生というだけで可愛がってくれて、それがとても嬉しかったし、楽しめました。人情味あふれる付き合いができるのは富士町や三瀬村だからだなと感じました。(20代男性)
 県庁あたりのお堀周りはお勧めです。好きですねぇ。春は桜がとてもきれいで、夜桜見物に行きますが、静かですごくいいんですよ。何でみんなこういうところに来ないのかな、って思いますね。今年復活しましたが、ハスの花がお堀の中に咲いた時もすごくいいですよ。
県立佐賀城本丸歴史館も行くと、意外とおもしろいんですよ。見るものもたくさんありますし、大人も子どもも楽しめます。私も1年に1、2回は行きますね。(40代女性)
 12年前に結婚して東京から佐賀に来ました。佐賀空港から佐賀市街地に向かう途中の真っ平らな景色の中の真っ直ぐな道を走ると新鮮に感じますね。佐賀に帰ってきたなと思います。(40代女性)
 私も45年前に長崎から佐賀に嫁いで来ました。県庁周辺のお堀、梅の花で有名な高伝寺がお勧めで、神野公園は県外に住む親戚や友人には人気です。特に園内にある池に散った桜が水面に浮いた景色は風情があって好きですね。
孫とよく出かけるお気に入りの場所は金立公園です。一年中いろんな花が咲いていますし、いこいの広場から見る景色は最高です。よそではあまり見られない山桜が咲きますが、きれいですよ。私も、みんな何でここに来ないのと思います。夏はキャンプもできるんですよ。ぜひ、行ってください。(70代女性)
佐賀市のオススメ観光スポット&風物詩パート2
 冬になると天山スキー場に向かう車が、私の家の前でチェーンを巻きます。その姿を見ると冬が来たなと思います。それと富士町では七草を全国に発送しています。このバイト募集の張り紙が張られると七草のシーズンなんだって、季節を感じますね。(30代男性)
 毎年8月末に遣唐使船レースがあっていますが、この嘉瀬川の遣唐使船をもっと活用できないかなと思ってるんですよ。秋のバルーンが嘉瀬川の水面に映るのもすてきですが、遣唐使船の朱色も水面に映ると本当にきれいなんですよ。(60代女性)
 今は嘉瀬町の高橋だけになりましたが、お盆の精霊流しは続いてほしい風物詩ですね。それと佐賀平野に広がる一面の麦畑はほかでは見ることができないですよ。私たちは何気なく見ているものも、よそから来た人は感動するらしいです。(70代男性)
 佐賀の麦畑や田園の広々とした風景は、北海道に行かなくてもここで見れる、って思いますもんね。中心市街地にも目を向けて欲しいですね。プラモデル屋やお菓子など老舗の店がいろいろあります。それを見直して大切にしてほしいですね。
 私が楽しみにしているのは秋のバルーン大会ですが、3月は佐賀城下ひなまつり、4月は桜、5月は川上のこいのぼり、夏はそろそろ栄の国まつりだなあ、というように、毎月、何かしら楽しみがありますよね。
 都会の人はバルーンと言われてもピンとこないみたいですよ。東京の大学に通っている息子が、気球と言ったら分かってもらえたって。ましてやバルーンで競技をするなんて知らない子も多いみたい。息子はバルーンのパンフレットを見せて、PRしているようです。
風物詩とは言えないですが、佐賀市ならではの食べものはシシリアンライスですね。私は昔から当たり前のように喫茶店で食べていましたから、どこにでもあるメニューだと思っていました。でも、最近佐賀市のご当地グルメと知ってびっくり。作り方も簡単だし、子どもたちによく作ってあげましたよ。(40代女性)
 僕は、春の風物詩・佐賀城下ひなまつりを手伝ってから、旧古賀銀行など柳町の古い家が建ち並ぶ佐賀市歴史民俗館が好きになりました。昔の佐賀がどうだったか、佐賀の歴史には詳しくないですが、昔ながらの情緒を感じる町並みはいいなと思います。こういう町並みがいっぱいあるのはいいですね。(20代男性)
 昨年末、どん3の森で開催された朝市が、活気があって楽しかったですが、これを続けて風物詩にしてもらえればいいけど・・・。(40代女性)
佐賀市は住みやすい?
 私には住みやすいです。でも、私の祖父母にはどうでしょうか。住みにくいかもしれません。富士町に住んでいますが、やはり車での移動が絶対条件になりますね。バスは1~2時間に1本しかありませんから。すると高齢者にはきついですね。車があれば住みやすいけど、車がなければ住みにくいかな。(30代男性)
 異常気象で竜巻も起こりましたが他県に比べると、大きな災害がなく、佐賀は住みやすいなと感じます。佐賀に生まれてよかったと私は言えますよ。(60代女性)
 住みやすいです。ジャスト・マイ・サイズという感じです。小学校、中学校、高校のときの同級生がいっぱいいたりして。そういう面で都会とは違った住みやすさがあります。交通の便は、自分が車の運転をできる間、自転車に乗れる間は大丈夫だな。
でも、今後ますます進む高齢化を考えると、色々な課題も見えてきますね。インフラの再整備やその財源確保など、行政と市民がいっしょに取り組んでいかなければならないと思います。(70代男性)
 私は学生のころ、佐賀は田舎で何もないから早く出たいと思っていました。短大時代も佐賀から福岡に通っていたのですが、同じように佐賀から通っている友人も福岡に住みたいと話していましたね。
でも、10年も経つと「佐賀がいいよね」と思っています。都会はごみごみしているし、人が多くて大変だけど、佐賀はちょうどいい人口でどこに行っても並ばなくていいし、道路も分かりやすく、渋滞もそんなにしないし・・・。
子どもを持って思ったのが、佐賀は保育園や幼稚園もサロンを開いていたりするし、子育てサークルが多いんですね。伊万里に住んでいたときも、毎日、忙しいくらいあちこちで開催されているので、退屈することがないですよ。私たちはこれが当たり前だと思っていましたが、他県から来た方にしてみると子育てやすいし、友達を作る場所があるのがいいって言われています。(30代女性
 僕が住んでいるアパートの近くにはスーパーがいくつかあって、安売りの時期も違うし、いろいろ比べて安上がりな買い物ができます。人がごしゃごちゃしていないし、住みやすいです。
ただ、若い世代が刺激や楽しみを求めると、佐賀は何もないと感じると思います。僕が佐賀で満足できているのは、佐賀駅から博多駅まで電車で約30分と近いから。あえて都会に出なくても、都会は遊ぶための場所だと割り切って、佐賀でゆっくり暮らして、週末、楽しみたいと思った時だけ都会に行く。佐賀はそういう風に福岡など他県をうまく利用して楽しめるいい場所ではないかなと思っています。
佐賀市は、背伸びしないで佐賀にある地域の資源を深めながら、生活している人が安心して暮しやすいと思う町になってきたら、もっと楽しい町になるのではと思います。(20代男性)
 住みやすいようで、住みにくいですねぇ。私は嘉瀬町という佐賀市の端っこに住んでいて、ごみを捨てるにも車、買い物に行くにも車。車がないと生活ができないんです。今は若いからいいですが、これが70~80歳になった時に運転ができるだろうか、と考えたら、バスは朝と夕方しかないんですね。田舎でそれこそ麦畑が目の前に広がっていて、環境はすごくいいのですが、暮らしていくには不安があります。
これから佐賀市は都会的にするのか、田舎を前面に出すのか、中心市街地の方向性が中途半端ですよね。夜も夫婦でちょっとごはんを食べに行こうと行ってもないですしねぇ。(40代女性)
 住みやすいと言えば住みやすいです。緑も多いから、都会に比べて暑さが違います。しかし、交通の便を考えたら住みにくいですね。こちらに来て、何で地下鉄がないんだろうと思ったんですよ。でも、よくよく考えるとそこまで乗る人もいないしなあ、と納得しました。車社会ですよね。だから、年を取ってからの不安があります。(40代女性)
 私も同感で住みやすいけど住みにくいですね。やはり、交通の便。長崎は午前零時近くまで市電が走っていますが佐賀はない。私が住んでいる場所は、バスの便数は多いですが、それは昼まで。最終便が早いんですよ。
それに私は自転車に乗れなかったから困りました。長崎は必要ないですから。40歳過ぎてから練習して乗れるようになったんですが、70歳過ぎた今は自転車に乗るのは危ないですからね。車の運転もできないからタクシーを利用します。佐賀は食べものもおいしいし、公共交通機関が整えば、もっと住みやすくなるんですけどね。
でも、嫁いで45年、佐賀を好きになりました。エンジョイしてますよ。佐賀の人は佐賀のことをもっと好きになってほしい。それが一番です。そして、佐賀にはこんないいところがあるとPRしてほしいです。(70代女性)

皆さまご協力ありがとうございました。

Copyright(c)Saga Shimbun Co.,Ltd