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「ドコドコ」とおなかに響く音色をたどっていくと、生徒に囲まれて太鼓をたたく男性がいた。西アフリカの太鼓「ジャンベ」を牛津高に持ち込んだ“伝道師”、井崎秀樹先生(54)だ。16人の生徒を引き込んだ同好会「牛っ娘ジャンベ」は人気グループに成長し、先生はPR役として走り回っている。
手でたたいて野性的な音色を生むジャンベ。2年半前に地元グループの教室に参加し魅力を伝えたくなり、勧誘した5人の生徒で愛好会を結成。「部費はいりませんから」と、1台2万円以上するジャンベ15台を自費で買い、学校の公認も取りつけた。
中島舞さんの歌、藤崎美奈さんのダンス、梶原千鶴さん(ともに2年生)の即興演奏などが加わり、演奏の迫力と高揚感は倍増。「観客が体を振ってのってくると超気持ちいい」と口をそろえる。
「ちっともうまくならない。それよりも生徒の頑張りを見て」。井崎先生のジャンベの腕はいまいちのようだ。でもハートは熱く、来年佐賀で開かれる高校総体での生徒の出番に思いをめぐらせている。
【写真】「生徒のがんばりを見てあげて」と、写真撮影でも控えめな井崎先生(中央)
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