
闘争心を与える存在
仙台戦でプロ初ゴール。2点リードされた場面でピッチに立つと、ゴール目掛けて猛進、追撃の気迫を込めた鮮やかなシュートを決めた。試合は2―5で敗れたが、首脳陣は「チームに闘う意思を与える存在」と評価。チームの得点源として出場を続ける。
高校入学と同時に、故郷ブラジルを離れて来日。青森山田高(青森)に入学し、卒業後は新潟県のサッカーカレッジで2年間を過ごした。プロの印象は「プレスが強く判断も速い」。チームメートを見つめながら「これ(サッカー)で食べているという緊張感や集中力も感じる」と話す。
ピッチに立つと闘争心をむき出しにしてボールを追う。口笛をならし「ここにボールを出せ」と大声を張り上げる。新加入だからと手加減はしない。「ここでダメなら生活が終わる」。危機感を抱き、納得がいくまで選手と意見を戦わせる姿が印象的だ。
最大の武器は突破力。積極的なドリブルが攻撃のスペースを生み出すこともあるが、強引な突破も目立ち「周囲との連係を高めないと」と課題も自覚する。
「悪い流れでも一本のシュートで試合を決めるのがFW。出るからには何が何でも結果を出したい」。持ち前のスピードを維持しながら、瞬時の判断に磨きをかける日々が続く。175センチ、65キロ。21歳。
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