
188センチ、高さに自信
普段はおだやかな顔がピッチに立つと険しい表情に変わる。顔を赤らめ、息を切らして体を投げ出す。「一日一日気持ちを込めてチーム内の競争に勝つ」。加入時に語った言葉を再び胸に刻み、ピッチを駆けめぐる。
J1千葉から期限付きで加入。188センチ、80キロの体格を生かし、高さには絶対の自信があったが、出場した4試合はスピードで振り切られ、失点を重ねた。
首脳陣の厳しい評価を受け、続く徳島戦はベンチスタート。最後まで出場機会は訪れず、唇をかむ思いで見つめたチームは無失点で初勝利を挙げた。「うれしさを打ち消すくらい悔しかった」。J2での“再出発”で厳しい洗礼を受けた。
立ち直るには時間がかかったが、「外されて、いい意味で奮い立った」。原点に戻り、自分の持ち味を見つめ直した。スピード、判断力:。厳しい目で課題も自覚した。「どうすれば特徴が生き、欠点を補えるのか」。チームメートと意見を交わし、全体練習後も首脳陣とマンツーマンでトレーニングに打ち込む日々が続く。
「結果がすべて。すぐに変われるわけじゃないけど、信じてやり続けるしかない」。そう心に言い続け、自らの手で無失点勝利を手繰り寄せたいと誓う。大阪府高槻市出身。23歳。
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