現在位置:

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

北朝鮮が弾道ミサイル発射 北海道上空を通過

日米韓が分析急ぐ

2017年08月29日 09時13分

5月、北朝鮮の弾道ミサイルの発射実験(朝鮮通信=共同)
5月、北朝鮮の弾道ミサイルの発射実験(朝鮮通信=共同)

 政府によると、北朝鮮は日本時間の29日午前6時前に弾道ミサイルを北東方向に発射した。ミサイルは6時6分ごろ北海道・襟裳岬上空を通過、12分ごろ、襟裳岬の東1180キロの太平洋上に落下した。全国瞬時警報システム(Jアラート)が作動した。日米韓の防衛当局は種類や飛距離などの分析を急いでいる。政府関係者によると、自衛隊法に基づく破壊措置は実施しなかった。

 北朝鮮のミサイルが日本列島を飛び越えたのは、南西諸島を除き、2009年4月に人工衛星打ち上げと称して長距離弾道ミサイル「テポドン2号」改良型を発射して以来。

 安倍首相は29日午前、官邸で記者団に「北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、わが国上空を通過したもようだ。直ちに情報の収集、分析を行う」と述べた。「国民の生命をしっかりと守っていくために万全を期す」とも述べた。韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が首都平壌の順安(スンアン)区域付近から日本海に向け、飛翔(ひしょう)体を発射したと明らかにした。

 北朝鮮による武力挑発は今月26日の短距離ミサイル発射以来。米韓は同21日から合同指揮所演習を実施している。演習に対抗した発射でミサイル技術検証に加え、国威発揚を狙った可能性がある。

 北朝鮮は8月上旬、米領グアム周辺へのミサイル発射計画検討をいったん明らかにしたが、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長はその後、当面見送る意向を示唆していた。【共同】

■JR東日本、一時運転見合わせ 

 JR東日本はミサイル発射の情報を受けて東北、上越、北陸の各新幹線とミサイル発射情報の対象となった地域の在来線全線で、安全確認のため一時運転を見合わせた。

■海上保安庁が航行警報 

 海上保安庁はミサイル発射を受けて、船舶に注意を呼び掛ける航行警報を出した。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

記事アクセスランキング